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キヤノン EF-S10-22mm / EF16-35mm のフード加工

キヤノンEF-S10-22mm F3.5-4.5 USMのフードEW-83Eは、
径が太くてバックの中でけっこう場所をとる割にフードとしての効率は良くない。
もう少し細くて長いフードを加工して使う事例がネット上にはある。

同じフィルター径(同じ取り付けバヨネット形状)の別のフードを加工して使うというものだ。
具体的には24mm F1.4L USM用のフードEW-83DIIを使う例もあるようだが、
今回ははEF24-105mm F4L IS USM用のフードEW-83Hを使う。
ただ、こいつは4,500円(税別・希望小売価格)もする。

そこで探してきました互換フード。JJCのEW-83H互換品、¥ 790円なり。
Amazonの商品説明には、【内面反射軽減用起毛風加工仕様】と書かれているが、
届いた商品にはそんな加工はされていなかった。
ちなみにキヤノン純正品は植毛加工がしてある。
まあ、値段が値段だし、他にも突っ込みどころはあるのだが、その点はあとで。

とりあえず届いたフードを取り付けて何枚か写真を撮って見る。
焦点距離10mm、撮影距離無限遠、絞りf16。

ケラレ

よく見ると、右側がやはり少しケラレるようだ。
純正品だと上下左右とも少しケラレるのだが、こいつの場合はなぜか右側だけ。
純正品と比べてみると1mmほど短い。そのせいか。
 
フード2種類比較

念のため上下左右とも少し削ることにする。
長辺側は角の部分だけ、短辺側は全体に3ミリほど。
 
カット位置長辺側

カット位置短辺側

最初はニッパーで切る。
切ったら、レンズに装着してテスト撮影。
焦点距離・撮影距離・絞り値を変えつつ何枚か撮る。
まだケラレがあるようならさらに切る。
これを繰り返して、OKとなったら、ヤスリで仕上げる。

どこまで丁寧に仕上げるかにもよるが作業時間30分から1時間程度。
3つのフードを比べてみた。
 
フード3種比較

左は、EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM用純正EW-83E(汚い 笑)、
真ん中が加工済みJJCのEW-83H互換品、右が純正EW-83H無加工。
並べてみると、EW-83Eはかなり背が低くて太い。

ちなみに、EF16-35mm F2.8L II USMには、EF24-70mm F2.8L II USM用のEW-88Cが、
無加工でケラレなく使えた。(もちろんフルサイズ機で)
最初に取り付けるとき少しきついとか、ロック機構が働かないとか細かな問題はあるが。
こちらも互換製品を探したのだが、それほど安くなかったので純正品を買った。

なお、テスト撮影する時に絞り込むと形がはっきりするが、
絞りを開けると当然ボケて広がる。
ケラレというより「減光」的な現象が起きる可能性もあるので、
削るときはあまりギリギリではなく少し余裕を持って多めに削った方がいいだろう。
EF16-35mm F2.8L II USMの場合も一見ケラレはなさそうだが少し削っておいた方がいいかもしれない。

レンズ3本比較

EF16-35mm F2.8L IIとEF24-70mm F2.8L IIは、
よく見るとデザイン等違いは大きいのだが、パッと見の太さ長さはほぼ同じ。
今までは、フードの違いが区別する大きなポイントだったのだか、
これからはバックから急いで取り出すとき間違えそうである(笑)。

いずれにしても、24mm用のフードが16mmに無加工・あるいは少しの加工で使えてしまうなんて、
メーカー純正フードは、余裕を見すぎてる。
まあ、プラスチック製なので少しはひずむし、
フードに手を添えたときひょっとしたら指が出るかもしれないし、
何より花形フードって取り付け方を間違うと大きくケラレるし、
ひょっとしたらフィルター操作のやりやすさを考慮したのかもしれないが、
それにしても、、、、である。

その点、今回のフードは余裕がほとんどない。
使いながら問題点があれば改良していくとしよう。
今のところ問題は無いが。

最後におまけ。
JJCのEW-83H互換品、植毛加工されていないのは最初に書いたが、
取り付け指標も大きくずれてる(笑)。
さらに、ヤスリで削らないといけないほど凸凹ザラザラが1か所あった。
取り付けもやや引っかかるような感触があり少しきつい。
それもこれも価格に免じて許すことにしよう(^_^)。
内面反射が大きいようなら、後日、植毛紙を貼るか、無反射塗装をしようと思う。

互換フード取り付け指標



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tag : レビュー レンズ フード 改造 加工 Canon EF/EF-S/EF-M

CANON EOS M レビュー3

EOS M 液晶ガード

CANON EOS M レビュー2の続きです。

前回は、初代EOS MのAFについて書きましたが、
今回は、EOS Mのもうひとつの困った点。

これって、EOS Mに特有の問題なんだろうか、
それともタッチパネル機共通の問題なんだろうか。
とにかく知らないうちにタッチバネルに何かが当たって
設定が勝手に変わってしまう。
タッチシャッターのON OFF自体をタッチパネルで設定するので、
勝手にONになって、ムダなシャッターを山のように切ってしまう(笑)。

当初は、ダイヤルがほとんどなく、かなりの操作をタッチパネルで
しなければいけないことに慣れることができるだろうか、
これが不安だったが、意外とこちらは簡単に慣れた。
が、勝手に設定が変更されるのは我慢ならない。

で、上の写真のようなガードを作ってみた。
厚手の両面テーブを二つ折りにして、
その上に薄手のプラ板のようなモノを貼った。
厚さ約2.5mm程度。

もしこれで効果がなければ液晶の四辺を囲もうとも思ったが、
下側だけでも効果はある。

後は運用上の地味な工夫をした。
まず「節電機能」の「液晶の消灯」を30秒に。
15秒でもいいのだが、あまり短いのもいろいろ不便。
それとカメラを肩に書ける時に、レンズを内側(体側)、液晶を外側にする。

これでかなりマシになった。
ついでに言うと、フォーカスポイントが勝手に端っこに移動している時がある。
これは「ゴミ箱」ボタンで中央に復帰させることができる。

わりとメニュー構成がわかりやすくて、取説なしでも使いやすいEOSシリーズだが、
なぜ「中央復帰」がゴミ箱ボタン ?? (笑)。
ボタン類を極力減らした弊害か。

ついでにプチ改造をもうひとつ。
もともとのグリップはやや小さい。
もちろん両手でしっかりホールドすれば
(特に左手で下から支えれば)問題ないのだが、
小型軽量のミラーレス機なのでつい片手で撮る時もある。
その時にはグリップが小さく感じる。

もともとのグリップは両面テープでついているだけなので
簡単にはがすことができる。
元のをはがして、「HAKUBA フリップバッグ カメラ グリップ G3 FBG3」
というやつを貼ってみた。両面テープで簡単に取り付けられる。
かなりいい感じ。

フリップバッグ カメラ グリップシリーズにはG1からG4まで、4タイプがある。
私が選んだのはG3で、G2よりやや幅と厚みがある。
G1、G2、G3はカメラへの装着面が平面だが、
G4はへこみがあり元のグリップが小さい場合は、その上から装着できる。

EOS M グリップ

フリップバッグ カメラ グリップ G3

話を元に戻せば、この液晶タッチパネルの操作性も改良して欲しかったのだが、
EOS M2ではどうなったのか。
タッチパネルのON OFFのハードスイッチが必要かも。
初代Mではタッチ操作の敏感度を「標準」か「敏感」か選べるのだが、
せめて「鈍感」を加えた三択にして欲しい(笑)。




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tag : レビュー カメラ ミラーレス EOS M Canon

CANON EOS M レビュー2

CANON EOS M2も発表されたので、今更感のある初代EOS Mだが、レビューを続けようと思う。
CANON EOS M レビュー1の続きです。

初代EOS MのAFの最大の問題点は、その遅さにあるのではなく、
近接(マクロ)撮影時のピントの背景抜けと、AF+MFの操作性の悪さにある。
これは使ってみないとわからない。

「近接(マクロ)撮影時のピントの背景抜け」て、こういうやつ↓。

背景抜け

ホントは写真上のように撮りたいのだけど、
狙いたい被写体と背景が離れていて、メインの被写体が小さい場合、
写真下のように背景にピントが合ってしまうこと。

もともとフォーカスポイント(AFエリア)がきわめて小さい一眼レフではほとんど起きない現象だが、
フォーカスエリアが広いコンデジやミラーレスではよく起きる。
(余談だが、ミラーレスってレンズ交換式コンデジだからね)
コントラストAF方式は、ピンポイントのAFは苦手、である。

ただ機種によって当然、多少の違いはあるようで、
私が所有している3台の中では、
Canon PowerShot G15、Olympus Pen Lite E-PL2、CANON EOS Mの順でこうした現象は起きにくい。
つまり、CANON EOS Mは一番こうなりやすいってこと(≧∇≦)。
しかも、G15やE-PL2には、エリアを小さくする機能(スモールターゲット)があって、
スモールターゲットモードなら、さらにこうした現象が起きにくい。
ところがEOS Mには、それすらない。

で、AFでピントが合わない場合、AF+MFに切り替えて、MFでピントを合わせるのだが、
これがまた、めちゃ操作性が悪い。
開発者は実際にこのAF+MFを使った事があるのだろうかと疑ってしまう(笑)。

EOS Mの場合、シャッター半押ししてAFが作動すると液晶右下の虫眼鏡マークが消えてしまう。
拡大縮小のハードウエアスイッチがないので、
シャッター半押しすると拡大することも、すでに拡大していれば1倍に戻すこともできない。
つまり1倍の液晶画面でMFでピントを合わせるか、
シャッター半押しの前に拡大しておいてMFでピントを合わせた後、全体のフレーミングは確認せずにシャッターを切る、
このどちらかの方法しかない。

EOS M 液晶

実に使いにくい !!
一眼レフEOSのフルタイムマニュアルフォーカス(リアルタイムMF)とは、雲泥の差である。
さらに細かなことを言うと、あの小さなボディで、シャッター半押しを維持したまま、
液晶タッチパネルを操作するというのも至難の業(私だけ ? )

仕方なく、「近接撮影時のピントの背景抜け」が起きた(起きそうな)場合は、
AF+MFではなく、最初からMFにした方が精神衛生上よい。
最初からMFなら、シャッター半押しAF作動をさせなくてよいので、
液晶右下の虫眼鏡マークが消えることはない。
私はマイメニューの一番上にフォーカスモードの切り替えを登録している。

この辺、次期機種では改良して欲しかったのだが、
EOS M2では改良されたのだろうか。



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tag : カメラ レビュー Canon EOS M ミラーレス

CANON EOS M2 出ましたね

EOS M2

EOS M2出ましたね。12月3日発表、12月中旬発売です。

改良点の目玉は、
AFが「EOS Kiss X7」に採用したのとほぼ同等の「ハイブリッド CMOS AF II」になってAFが早くなったこと。
あとはWi-Fi機能が追加されたくらいで、それ以外のスペックに大きな進化はない。
画素数、ISO感度、シャッタースピードなどは従来機 初代Mと変わらず。
多少ボディが小さく軽くなったが、ボデイ外観もほとんど同じ。

まあ、中身が「EOS Kiss X6i」から「EOS Kiss X7」に変わったといえば乱暴だろうか。
初代Mも、EOS Kiss X6iから、ミラーボックスとペンタプリズム(ミラー)を取り除いて、
フランジバックを短くして小型化したボディ、と言えなくもない。

EOS M2は、世間からさんざん遅いと言われたAFスピードを(2.3倍に)強化したマイナーチェンジ版、ということか。
一眼レフEOS(APS-C)シリーズの高画質をコンパクトボデイとスマホライクな操作性で、という方向性は変わっていない。

マニア諸氏が望んだ、EVF付きだの、70D相当のデュアルピクセルCMOS AFだの、望遠ズームなどは見送られた。
またネットで叩かれるんだろうな、CANONサン(笑)。
マニア諸氏が期待するコンセプトと、キヤノンがEOS Mに与えた使命とはかなり食い違っているようだ。
その点は以前にもちょこっと書いた。
要するに、ミラーレス機に多機能・高機能を求めると大きく重く、価格も高くなる。
そうなってしまったら、いっそハナから「一眼レフ」の方がいい。
ファインダーの見やすさや、AFなどは、現状では一眼レフの方が圧倒的に有利。
それとも、上級機EOS MX ( ? ) がいずれ出るのだろうか。

かなり細かなことだが、
モードダイヤルが3択から4択になった(静止画撮影が「簡単撮影モード」「応用撮影モード」にわかれた)点、
撮影後の確認時間を「切」にするとブラックアウトしない仕様になった点など、
地味に嬉しい改良もある。

EOS M2の発売で初代EOS Mは、さらに値下がりするのだろうか。
だとするなら、EOS Mの買い時は今 !!
私の個人的意見では、初代MのAFも使用に耐えないほど遅い訳ではない。
それほど望遠域を必要としない、小さくて高画質なお散歩カメラが欲しいミラーレス入門の方や、
逆に一眼レフEOSを持っていて、望遠撮影・動体撮影はそちらにまかせる、という方は、
安くなるであろう(今でもすでに充分安すぎる)初代Mは、お勧めかもしれない。

・・・・という訳でほったらかしだった初代EOS Mのレビューの続きを今更ですが、近いうちに書きます。

・画像はお借りしています。

EOS M 関連レビュー
CANON EOS M レビュー1
CANON EOS M レビュー2
CANON EOS M レビュー3

CANON EOS M2 出ましたね


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